おおやようこの自転車×ヨガ

ロードバイク乗りでヨガインストラクターの大宅陽子のブログです。

栗村修さんの“輪”生相談からトレーニングと疲労回復について考える

cyclistがで栗村修さんが連載していらっしゃる「栗村修の“輪”生相談」が毎回勉強になります。

cyclist.sanspo.com

今まで出会ってきた自転車乗りの方々を思い返すと、エンデューロヒルクライム、ロードレースなど目標をもってトレーニングしている方には「真面目」な方が多いです。真面目なのは良いことだと思います。真面目に練習しなければ結果はついてこないし、コツコツ頑張る人は応援したくなります。真面目な人、好きです。…って私の好みの話ではなく。

当たり前の事ですが、自転車競技は運動なのでトレーニングを重ねるだけでは強くなれません。トレーニングと回復をセットで行うことで強くなります。筋肉の超回復や適応も、ミトコンドリアや毛細血管の生成も回復があってこそです。回復のないトレーニングはただの破壊です。365日毎日トレーニングするのは、練習の成果を求めるのであれば効率的ではありません。

しかし「トレーニング」ほど「回復」に意識が向かない、もしくは何をしたらよいか分からない、というサイクリストが多いように感じます。かくいう私も 以前は「走った分だけ強くなる!休むなんてもったいない!」という思考回路だった頃がありました。20代でしたし、当時結果はどんどんついてきたのですが、腰を痛め、貧血を悪化させてからはどうしたら良いのか分からず辛い思いをしました。今考えれば、トレーニングという片輪のみで進み、回復というもう片輪はパンクさせ、リムを削りながらホイールを回し続けていました。これでは全然進みません。気持ちも燃え尽きます。効率よく練習する、これからも長く自転車を楽しむ、ということを考えるならなおさら「練習」と「回復」はセットで考えるべきです。追い込みすぎてしまう人は、不安が強い人が多いように思います。練習が足りているか、効率的かは雑誌や練習会で知識を得たり、TSS(トレーニングストレススコア)を参考にするとよいと思います。そして回復に関しても知識を得ることが大切です。

回復と言えば、プロテイン、ストレッチ、マッサージ、寝ればOK?と考えるかと思います。それらは効果的です。ただ、効果を倍増させるために知っておくと良いことがあります。それは自律神経についてです。

人間の体の末梢神経は体性神経と自律神経に分けられます。体性神経とは、触られたことを自覚したり、足を上げ下ろすなど自分で動かすことのできる部分を司る神経です。自律神経とは体内の活動を調整している神経です。循環器、消化器、呼吸器など、生きるために必要な内臓や器官を調節しています。自律神経は交感神経と、副交感神経に分けられます。交感神経は戦う時に優位になる神経。副交感神経は休むときに優位になる神経です。交感神経が優位になると筋肉は収縮し、循環器系の動きが活発になります。副交感神経が優位になると、筋肉は弛緩し、消化器系の動きが活発になります。回復するには血流促進、栄養の吸収という観点からも副交感神経優位な状態に切り替えていくことが重要になります。

それにはどうすればいいのか。リラックスすればいいんです。方法は色々あります。私は練習後にお風呂に入るのが一番効きます。体の中まで温め、血のめぐりが良くなり、アドレナリンがすうーっと消えて頭の中までまったりします。「ライド後におすすめなヨガのポーズは?」とよく聞かれますが、この時期に自走で家に帰るなら、帰宅後すぐにプロテインを飲んで即お風呂に入る、個人的にはこれが一番効果的です。ストレッチ的な事はその後にしています。

個人的には、サイクリストがヨガをするメリットはストレッチ的な要素以上に、呼吸を通した交感神経と副交感神経の切り替え、自分の体への気づき、体の感覚の細分化、思考の変化にあるのではないかと思っています。1回のレッスンではストレッチ的な要素をお伝えするのがメインになってしまうのですが、ヨガのレッスンを受ける経験を積み重ねていくとサドルの上でも使えることがより増えていくと思います。

回復を無自覚に過ごす時間で行っているのであれば、意識することでより効果的に回復をすることができます。

そんなことを考えていたら、先日ワイズロードお茶の水レディース館でシューズを買ったときにレジで店長に捕獲され(笑)、再度レッスンをさせていただくことになりました。打ち合わせでもなく、普通に買い物に行ったらそんな話になりました(*´ω`)それもまたご縁だと思い、テーマを『疲労回復』にしていただきました。今回は男女問わず、トライアスロンをされる方も意識したレッスンにします。自転車オンリーな方にも繋がる話とレッスンですので、ご参加いただければ幸いです。「ヨガは初めて」「体が固い」という方こそお越しください。また、仕事やプライベートのストレスコントロールにも効果があると思います。

ysroad.co.jp

サイクリストヨガ@浦和、日本橋もご参加受付中です。自転車に乗る方なら、ポタリングでもガチでも歓迎です。男女不問です(参加者比率は男性の方が多いです)。ヨガ初心者さんもOKです!楽しく乗るために、ヨガしましょう。

www.oyayoko.com

と、最後は宣伝になってしまいました(;'∀')ご参加もお待ちしておりますが「あの人はヨガやった方が良さそう」「トレーニングばかりで燃え尽きそうで心配だ」「ストレスで胃の調子が悪いらしい…」という自転車仲間がいらっしゃいましたらシェアしていただければと思います(^^)

こんな偉そうに書いていますが、私も先日ローラーでインターバルをして追い込んだ翌日に焦る気持ちからFTP測定をして惨劇を喫した人間です。。真面目サイクリストの気持ちは痛いほどわかります。どうぞ気楽にお越しください(*´ω`*)

生涯続けられるスポーツだからこそ、休息についても正しく理解してライドを楽しんでいきましょう♪

 輪生相談は本にもなっています。

ゆたぽんタイム、自律神経によさそうです。