暑いですね。埼玉も暑いです。少しでも涼しい場所を求めて、自転車仲間と柳沢峠へ行ってきました。
小菅村からスタートして「道の駅たばやま」へ。そこから柳沢峠は約15kmの一本道です。トンネルがいくつかあるので、目立つライトを用意することをおすすめします。
「標高が高い分、涼しいだろう」と思いきや、かなり蒸し暑く、トンネルを越えてもなお、もわっとした暑さ。外気は暑く、練習すると体内からも絶えず熱が生み出されます。
たまらずウェアのジッパーを全開にし、背中にも風を通しながら上ります。
柳沢峠は、木陰もあったり無かったり。しかし、終盤は上るほどに涼しくなり、ゴール手前は27℃。なんとか完走。
柳沢峠の茶屋の前でしばし休憩。
じりじりと暑い中、メンバー全員が頑張って上ったのには訳があります。
それは、1年越しのお楽しみ。
『山の湯宿はまやらわ』の名水わらび餅を食すため!!
柳沢峠の茶屋から3キロほど手前にある山の湯宿はまやらわ。旅館なのですが、その手前に工場直売店があります。茶屋になっていて、わらび餅を食べることができます。
みんな癒しの空間に吸い込まれていきます。
橋の手前にはバイクラックも完備されています。
標高1400m。水が澄んでいて甘いので、わらび餅が美味しく出来上がるのだとか。
生わらび餅は、白糖、黒糖、よもぎの三種類。
前回は無かったわらび大福があるそうで。工場で作り、すぐ冷凍してしまうので、作り立ての時限定なんだそうです。
私は、誘惑に身を任せ、生わらび餅(白糖)と、わらび大福を注文。
生わらび餅の透明感…!ふるふるっとしていて、優しい甘さ。これです、1年ぶりに再会できた喜び。変わらず美味しい。
「今まで食べてきたわらび餅って何だったんだろう…」という声があがります。多分それはわらび餅という名のでんぷんで固めた何かなのだと思います。
本物を知ってしまった…ということですね。灼熱の峠を上り終えたご褒美に最適な美味しさです。
わらび大福は下にクリーム、上にきなこ。
中にはあんこが詰まっていました。こちらは、これ1つで峠がもう1本走れそうな濃厚な甘さ。まさにスイーツでした。
ちなみに、ここからお土産を配送することもできます。愛妻家のTさんは自宅へ大量配送。
近隣のサービスエリアや道の駅でも買えるようです。
さて、満足したところで下山です。気持ちよくすーっと下って道の駅たばやまへ。
下界は灼熱でした…。暑いと思ったけれど、下界と比べれば柳沢峠は涼しいです。夏はやはり標高のあるところがいいですね。
すっかり食レポになってしまいましたが、夏のヒルクライム&涼やかご褒美スイーツにはおすすめです。柳沢峠~はまやらわのわらび餅。ぜひお試しください(*´ω`*)
そして、このライドレポは後編へ続く…!