おおやようこの自転車とヨガと子育てと

自転車に乗ることが好きで、自転車にまつわる仕事をしているサイクリストヨガ講師の大宅陽子のブログです。自転車、子育て、暮らしにまつわることを書いています。

【片面SPDペダル】フラットペダルとビンディングペダルの両方取り!『シマノPD-A530』

最近気になった記事。 

cyclist.sanspo.com

楽しむために乗り始めたはずの自転車で、わざわざ怖い思いをする必要はないと思うのです。フラットペダルで何も問題はありません。

まずは細いタイヤとドロップハンドル、前傾に慣れ、ガチガチにならず余裕をもって乗れるようになることが大切です。

ロードバイクは基本的に公道を走ります。すぐ隣を車が追い越したり、ガードレールや排水溝の脇を走ることになります。バイクコントロールができなければ危ない思いをします。安全に乗れることが最優先

ロードバイクに慣れ、長い距離を走るようになったり坂を沢山走るようになったとき、必要性を感じ、自ら「ビンディングペダルを使ってみたいな」と思ったら使えばよいと思います。

趣味です、楽しんでこそです。これからレースに出たい、と思っていたとしても、まずはフラットペダルでスポーツバイクに慣れる過程でバイクコントロールを学ぶことはとても有意義だと思います。

課題は分解してひとつづつ取り組んだ方が最終的に理解が深まり技能も向上します。

複数の課題(タイヤの細さ、ハンドリング、ギアチェンジ、ビンディング)に一気に向き合うのは難しく挫折しやすいです。1つづつ取り組んでいった方が確実に早く習得できます(元小学校教諭、学習の仕方について語る)。

台湾では「ビンディングペダルにする=趣味で転ぶリスクを負いたくない」という理由からフラットペダル&グリップのある専用シューズでサイクリングをする人も多いそうです。

↓GIANTのLivから出ているスポーツバイク用フラットシューズ

www.oyayoko.com

私がスポーツバイクに乗り始めたとき、一番最初に買ったのは

シマノの片面SPDペダル『シマノPD-A530』

 です。

このペダルは片面が「フラットペダル」、反対側が「SPDペダル」です。

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フラットペダル側

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SPDペダル側

SPDペダルとは、MTB用に開発されたペダルなのですが、金具が小さくビンディングシューズの凹凸にはまるように設計されているので、乗車時以外にもシューズで歩きやすいという利点があります。

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SPDクリートは小さめ

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出っ張らないので歩きやすい

走りにくいのか、というとそれほどの違いもなく、知人の男性はSPDペダルで富士ヒルのシルバーをゲットしています(かなーり速いです)。

ペダルとシューズが固定されるメリットは十分に感じられるので、私はこのペダルでヒルクライムレースに出ていたこともあります。

レース志向が高まったらSPD-SLや他のペダルも比較検討すればいいのではないかと思います。

↓詳しくはこちらをご参照ください

cyclist.sanspo.com

使い方ですが、このペダルは足を乗せない時はバネの重さなどのバランスで縦向きになります。

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普段の状態

ビンディングを使いたいときはペダルを足の裏で蹴り上げるようにスライドさせて使い、

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慣れれば簡単

フラットペダルを使う時は前から土踏まずをペダルに下ろすように使います。

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フラペを使う時

私は、スポーツバイクに乗り始めてからしばらくは「フラットペダル&スニーカー」でサイクリングをし、途中からSPDペダルのついたシューズで走るようになりました。SPDにしてからも、路面が悪い道や車通りが多い道など足をつく可能性が多い時はフラットペダル側を使っていました

今となってはどんな道でも対応できるのですが、それはバイクコントロールが身につき、ブレーキや速度のコントロール、足をつくまでの時間などの見通しがしっかりとたっているからです。不安が残るうちは安全に対処できるペダルを使う方が安心です。

 また、私は通勤でこのペダルを使っていたので、帰りにスーパーに寄りやすいというのもメリットでした。SPD-SLなどのクリートが出っ張るシューズだとペンギン歩きになり、スーパーだと滑るし浮きます…。仲間とライドをし、寄り道をすることが多い場合は、SPDがおすすめです

 

今日もこのペダルのついたバイクで近所にお買い物へ行ってきました。フラットペダルだから普段着&スニーカーでも大丈夫です。汎用性の高さはピカイチです。

自転車は楽しい乗り物です。不安に感じることに関しては、沢山の選択肢があります。安心できる、楽しいと思えるパーツを使って、自転車を楽しみましょう(*´ω`*)

 ↓シルバーとブラックがあります。