サイクルスポーツ.jp様でじわじわと続させていただいている連載。第4回は宇都宮の『0530711』にお邪魔してきました。数字だけの名称。意味は知っていましたが、読み方は取材で初めて知りました。
私は5年位前からちょこちょこと宇都宮のサイクルショップカントウさんのロング班に参加させていただいております。
そこで530のジャージを着るKさんとご一緒させたいただいたことがあり、素敵なジャージに興味をもっておりました。そして「朝5時半のセブンイレブンにサイクリストが集まるって興味深いなぁ」と思い取材を申し込ませていただきました。
当日は早朝開始&7時半頃には解散なので、前日にご挨拶をさせていただきお話を伺いました。
店内にロードバイクが停められる素敵なお店、ベロカフェにて。
大宅「このチームって…」
530創始者・薄井さん「530はね、チームじゃないんだよ」
大宅「え!」
530はチームだと思い込み取材を申し込み、前泊までしていたので面食らいましたが、その後話を伺い「なるほどな…」と理解しました。「チーム」という言葉で括らないことには意味があるし「みんなで走るストーリー」という言葉にはマッチすると感じました。限られた文字数に上手くまとめられた自信はないのですが、伺った話からこのチームを縁取るキーワードだと感じた言葉はできる限り散りばめたつもりです。詳細は記事をご覧いただけると幸いです。こんな仲間のかたちがあるっていいなと思います。
宇都宮っていいところです。ハード面もですが、ソフト面も素晴らしい。こんな環境で、こんな受け皿がある中で育つ若者は幸せだなと思うし、ライフスタイルが変わる中で、形を変えながら自転車に乗ることを楽しめる稀有な環境だと思います。
どんな頻度で参加してもOK、走力もまちまちでOK(ちぎられますが、武者修行ならそれがよい)で、ライド中にチームの立ち位置なんてものはなくて(でも先頭交代はみんな慣れていて、とてもスムーズかつ安全に回します)、ただみんな頑張って走っている。そんなかたちが続くことは、簡単に見えて、実はすごいことだと思います。サイクリストヨガのあり方とも似ていて、勉強になりました。
またちょこちょこ宇都宮に行くと思います。梅雨が明けたら霧降高原に行きたいな。
取材にご協力くださった0530711に関わる皆さま、ありがとうございました!
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