真夜中のラブレター。
サイクリストヨガ@浦和、本日が最終回でした。
参加してくださった方のご予約を記録していたノートを見返したところ、今回で@浦和の開催は60回目でした。のべ人数250名近くの方にご参加いただきました。地元の方々から、北は長野、南は静岡の方。定期的に通ってくださった方の中にも相模原や群馬の方もいらっしゃり、本当に、ありがたいです。
@浦和を始めたのは2016年の7月。ヨガインストラクターになって4か月目でした。当時は「サイクリストがヨガをすることで、より自転車を楽しむことができる」と確信していましたが、それを自分が伝えることができるのか、そもそもサイクリストの方々は来てくださるのか、不安に思うところがありました。
でも、伝えなければ始まらない。次回開催があるか無いかもわからないような単発レッスンではなく、レッスンを受けて、良いと思った方が継続して通ってくださる環境を作りたい。そして、レッスンだけではなく、サイクリストの方々の横のつながりを広げたい。そう思い浦和で定期レッスンをスタートしました。
チャリダー★に出演させていただいていたこともあり、冷やかし半分の方が多くなることも覚悟していましたが、実際は実業団選手から週末サイクリストまで、自転車を楽しむ方々が幅広くサイクリストヨガに興味をもって訪れてくださいました。そして、多くの方々が複数回参加してくださり、10回以上ご参加くださった方も多くいらっしゃいました。多くの方に支えていただき、私自身も気持ちよくレッスンをさせていただくことができました。ありがとうございました。
個人的には、レッスン終盤のシャバーサナへの導入が好きです。お部屋に来た時には肩に力が入っていた方が、体をマットに預けて、ゆったりと呼吸をして、脱力していく様を見届けるのはとても愛おしいです。小学校で担任をしていたときに読み聞かせをしていて、子どもたちがぐぐっと物語の世界に入っていくのを、声で、雰囲気で手伝っていく感覚に少し似ています。浦和のスタジオは広くて、適度な静けさで、シャバーサナが気持ちよくできる部屋でした。
ヨガのレッスンって、取り入れたらいいだろうな、と思いつつ、忙しい日々の中、疲れ切った週末に都合をつけて通うというのは大変なことだと思います。私も教員時代に夜のヨガレッスンに通う時はふらふらでした。そんな金曜の夜にサイクリストヨガのレッスンを受けることを選択し、来てくださった方へ、私はどんなレッスンができるだろうか、どんな内容が来てくださった方の自転車ライフに役立つのだろうか、自問自答し、本を読み、研修を受け、1年10ヶ月試行錯誤してきました。
人生で何に一番価値があるかといったら、人に笑顔を向けてもらえた数なんじゃないかな、と最近思っています。今の自分ができることは、サイクリストヨガのレッスンだったり、書く記事だったりで誰かの役に立ったり、誰かの心を少し緩めたりすること。そして、今の自転車に関わる仕事を色々させていただく中で、出会えた方の力や励みになれたら、そして笑顔を向けてもらえたら、それはすごくありがたいことだな、と思っています。でも、実際は笑顔を向けてもらうことで自分が沢山力をもらっています。サイクリストヨガで出会えた方々と、あのスタジオで重ねた時間は私の一生の財産です。お越しくださった方々に、感謝、です。
…深夜のラブレター現象です。熱くなりました。
これからも月2回の水曜19時~のサイクリストヨガ@日本橋(次回は25日です。受付中!ご連絡ください)、
月末金曜19時~のサイクリストヨガ@ワイズロードお茶の水(次回は27日です。受付中!ご連絡はワイズロードお茶の水店へお願いします)、
月1回のKapelmuur cocoti店主催ヨガライド(4月は満員御礼です)は継続です。それに加え、他県でも開催予定があります(後日ご報告します)。
@浦和も、さいたま市周辺で開催場所があれば金曜以外の平日夜に再開したいと思っておりますので、候補地をご存知の方はぜひご連絡くださいm(_ _)m
サイクリストヨガも、そこで出会った仲間たちの繋がりはこれからも続きます。緩く長く、自転車を楽しんでいきましょう。これからもよろしくお願いします。
以下、一部ですがサイクリストヨガ@浦和の思い出PHOTOです。
(*´ω`*)