心ほどける快楽に負け、2日連続で奥武蔵グリーンラインへ行ってきました。抑圧してきた坂願望が限界を超えたようです。気づいたら今日もピンクのバックパックを背負い、輪行袋を担いで越生駅に降り立っていました。欲望に正直に。本能に抗わず。平日でよかったです。スライドする人がほとんどいなかったので満面の笑みで好きな歌を口ずさみながら。至福の時でした。
よく「私は坂が遅いのですが、好きなんです」と仰る方がいるのですが、「速い・遅い」と「好き・嫌い」はベクトルが違うと思うのです。確かに坂道は速く走れるようになると楽しいし、練習不足や体調が万全でなく遅ければつまらなく思うのですが、私は練習を積めている時も全然走れていない時も、自分の速さに関わらず坂を上ることは好きです。自分より速かったり熱心にヒルクライムに取り組んでいたりする人に遠慮や謙遜をする必要は全くなくて、好きなことは好きなわけで、堂々と好きと言えばいいと思います。好きなものを好きと言えることはとても大切です。私は坂が好きです。山が好きです。奥武蔵グリーンラインが好きです。
さて、私は輪行する場合は「拠点となる駅でコインロッカーを使い、身軽に走る派」です。荷物はバックパック1つにまとめています。愛用しているのはグレゴリーの「デイアンドハーフパック」です。33L入ります。輪行や自転車旅を前提に検討して購入しました。現在、私が所有している大容量バックパックはこれ一つだけ。日帰りから連泊まで、これがあれば大抵賄えます。自転車遠征以外にもヨガレッスンなどで沢山の荷物を持参する時に愛用しています。機内持ち込みもできる優秀アイテムです。
このバックパックのいいところは、仕切りがなく、ポケットが2カ所しかないところです。メットなどの大きなものが入ります。折り畳みヨガマットも3枚入ります。個人的によくないところとしては、仕切りが無いため荷物をサコッシュなどにまとめてから入れないと中身がぐちゃぐちゃになるところです。また、ベルトが沢山ついているのですが、日常使いとしては持て余します。私は若干カスタマイズしていまして、胸位置で留めるベルトを取り、腰位置のベルトは上着の上から留められる長さに詰め、最大容量を入れても余る部分のベルトは短くしました。洋服のお直し屋さんにお願いして直してもらいました。一手間かかりますが、断然使いやすくなるのでおすすめです。ただし、ベルトを縫うには太い針と技術が必要なのでお店によっては受けてもらえない場合もあります。
輪行の場合、持参するバックパックの中身はいつも大抵同じです。
【自転車アイテム(バイクや身につけるもの)】輪行袋、メット、アイウエア、グローブ、シューズ、ボトル
【自転車アイテム(ポケット)】ガーミン&パイオニア、ソイジョイ、アミノバイタルプロテイン、ジップロック(スマホ入れ)、小銭入れ
【いつもの持ち物】財布、ポーチ、手帳
コインロッカーの使用前提なのでバックパックに入れていますが、いつもの持ち物を減らせば大きめのサドルバックでも対応できる量です(小さめの輪行袋に替え、メットとシューズは手持ち等)。
↓10Lくらいのサドルバックがあると行きは輪行、帰りは自走など選択肢が広がるな…。大きめサドルバッグの購入検討中。
ライド後に温泉に寄ったり宿泊を伴う時は、
【服】普段着などの着替え、手ぬぐい
【衛生用品】スキンケア、コンタクトレンズ関連用品、メガネ、メイクアイテム(仕事の時)等
【その他】充電コード、PC、イナーメオイル等
を追加します。あとは、宿にあるものやコンビニで調達できます。
輪行時はウエアの上にハーフパンツ&ウインドブレーカーを着用しています。電車に乗れる服装は大事です。サイクルウエア(特にレーパンのまま)電車に乗るのは個人的には△です。傍から見たら膝上ピタピタタイツで電車に乗っていたら変態です。先日、TTメットをかぶったまま電車に乗っている人がいて唖然としました。言わずもがなですが、メットも外しましょう。。
必須アイテムや持参するアイテムのカテゴリ分けが出来ると、準備が楽になります。準備が楽になるとより気軽に出かけることができます。春先に一回荷物のカテゴリ分けをして、自転車と共に外出を楽しみましょう!