色々と仕事が滞っているのですが(すみません)、心が抑えきれず、輪行で越生駅へ。修善寺対策なら物見山かと思ったのですが、心があまりに「山へ行きたい」というので求めるままに。
蕾と呼ぶべきか、花弁が広がる直前の桜の花は、濃く色づいていて、今にもほころびそうでした。
私は奥武蔵グリーンラインが好きです。大好きです。ロードバイクを買ってから間もない頃は、毎週末一人で来ては走っていました。奥武蔵グリーンラインは約30キロの林道です。鎌北湖から定峰峠まで、峠を繋ぎながらひたすらアップダウンを繰り返します。たまらなく楽しいです。
最近は時間のかかる輪行を敬遠するようになり、荒サイばかり走っていました。久しぶりにのぼる林道。一人で走る峠道。時折木々の間からのぞく遠くの山々と抜けるように青い空。モニターに映し出される出力とにらめっこしているのはもったいない景色が続きます。心なしか脚もくるくると回り気持ちよく走っているうちに気づけば白石峠へ着いていました。気持ちよかった。最高。気持ち良すぎて脚を止められなかったので写真はありません(*´ω`)いつもの平地ライドより、今日のライドの方が10倍楽しかったです。
実は、脚がよく回るのは「心なしか」ではなく理由があります。GOKISOクライマーハブのホイールが我が家に来てくれたからです。昨年のジャパンカップ以来です。
大変ありがたいことに『GOKISO GD² ホイール クライマー S-specフルカーボンクリンチャー』を2018年もしばしお借りできることになりました!嬉しいです。ありがとうございます。
今日は、お借りしてから初めての上りでした。このホイールは決して軽量ではありません。上り始めの感触としては正直「軽くはない」。でも「重くはない」。走り始めてハブが回転すると、後はずっといいケイデンスで進み続けることができます。GOKISOのハブは少し独特のトルクのかけ方があり、数キロ乗ると、上手く進むかけ方が分かってきます。上手く進むようになると、自分のかけた力がロスなく伝わり、楽に回せるようになります。そうなると、普段ほど疲れません。勾配がきつくなっても、普通のホイールによくある「ぐっぐっ」と緩急がつく感じは無く、進みは滑らかなまま。今日は走り終えてから「グリーンラインって、もっと勾配がきついところなかったっけ?」と思うくらいでした。それくらいきつい勾配が楽です。繰り返すのもなんですが、ホイールの重量は軽くはないです。でも、走り始めたら重さは忘れてしまいます。ハブはフレームの延長上であり、リムのように回転する部分ではないため、リムほど重さの影響がないらしいです。「他のメーカーのホイールとはベクトルが違う」と表現されることもあるGOKISOハブなので、興味のある方は一度試乗してみると良いと思います。面白いです。
私の尊敬する人が「機材は信頼できる楽しいものを使うべきだ」と言っていました。私は、このホイールだと苦手な下りも少し楽しく感じます。振動吸収性能(気になる方はリンク先の動画を見てください)のおかげかなと思います。
信頼できて、楽しい。それって、よく考えたら最強です。一度きりの人生、わくわくしながらロードバイクに乗りたいです。ということで、しばらく大宅の足元はわくわくしています(*´ω`*)
↓クライマーハブの説明です。
↓リムの説明です。
白石峠を下りて温泉スタンド坂へ向かう途中、花桃まつりが開催されていました。
きれいだな。春って素晴らしい。
ウエアはチームリオンです。やっとビブ&半袖(腕脚はカバー付き)で走れる季節になりました。WAVEONEのオーダーウエアのレジェフィットタイプなんですが、薄手でフィット感ばっちりで快適でした。山練は必ず下りがあり、日陰はひんやりしているので個人的にはベスト必須なのですが、さすがに背中が暑くって。。今シーズンはリオン・ド・カペルミュールでシンプルかつ背中メッシュのベストが出たのでとても気になっています。しかもベストにバックポケット付き。背中暑がり&おなかは冷えたくない!というタイプの人には絶対いいと思います。新作なのに、アマゾンは10%オフクーポンがついている…(;'∀')
手間と時間を惜しまず、行きたいときは山に行こうと誓った1日でした(*´ω`*)