わかりやすさを優先し簡潔に書いてみます。
ヨガとストレッチの違いについて。一番大きな違いは、ヨガは体の動きに呼吸をのせていくところだと思います。
体を動かして、動きに呼吸をのせて、心も繋げていきます。
サイクリストヨガではゆったりとした呼吸をしながら、一つずつポーズをとっていきます。1つのポーズで何呼吸かしていくので、基本穏やかな感じです(冒頭に筋トレがあったり、途中チャレンジポーズがあったりはします)。初めていらっしゃる時は少し緊張されているようですが、慣れてくると皆さん穏やかな表情になってきます(^^)この穏やかな表情がポイントです。
実は、このレッスンの時間に、筋肉だけではなく自律神経にも変化が起こっています。
「目を大きく開けて」と言われたら、開けられますよね。電車で読んでいらっしゃる方、開けないでくださいね(^^)。でも「瞳孔を大きく開けて」と言われても…ライトでも使わない限り自力で瞳孔を開けることはできません。自分でコントロールできるのは体性神経に関わるものです。それに対して臓器を動かしたり汗をかいたり…といったことは体が勝手に調節してくれています。こちらは自律神経の管轄です。
この自律神経ですが、「交感神経」と「副交感神経」から成り立っています。交感神経は頑張る、アクセルを踏んでいる時に優位になる神経。副交感神経はリラックス、おやすみをしている時に優位になる神経です。自律神経と心拍数は連動しているので、心拍数を目安に体の状態を知ることができます。
心拍MAXでペダルをガンガン踏んでいる時は交感神経MAX!で、家に帰ってお風呂入ってぐでーっとしているときは心拍数も下がり、副交感神経の方が優位になっているはずです。ということは、普段から自転車に乗ってトレーニングをしたり、運動をしていらっしゃる方は、交感神経が優位になる時間が長いということです。「今日もローラー台で心拍上げとくか」を言い換えれば「今日も交感神経上げとくか」ということでもあります。「でも、なんか最近上がらないんだよな。やる気出ないっていうか。サラ脚なんだけどな」なんていう時もあるかもしれません。毎日仕事へのやる気MAX!!練習へのやる気MAX!!!!!という人の方が少ないはず。実は、この交感神経と副交感神経がアスリートのトレーニングと回復の大きなカギを握っているのです。
交感神経が優位になっているとだめなの?交感神経と副交感神経のバランスの理想は?つまりどうしたらいいの?
ということはまた次回。
近々ストレッチ要素についても投稿したい…と思っております!がいつになることやら。
サイクリストヨガの日程は以下からご覧くださいませ(*´ω`*)