おおやようこの自転車とヨガと子育てと

自転車に乗ることが好きで、自転車にまつわる仕事をしているサイクリストヨガ講師の大宅陽子のブログです。自転車、子育て、暮らしにまつわることを書いています。

サイクリストヨガとはなにか

まずは、ヨガとは何なのかということを手短にお話しします。ヨガ(ヨーガ)とは古代インド発祥の伝統的行法です。究極のゴールである「モークシャ(自由)」に向けての生き方です。

…これを読んでくださっている方々の思いと内容が逸れていくので今回は端折ります。

「サイクリストヨガ」とは、私がサイクリストの為になる、サイクリストの特性とニーズに特化したレッスンをしたいという思いから自身のレッスンを名付けました。サイクリストヨガを教えている団体があったり、決まった手法や定義があるわけではありません。
私は、4年ほど前に自転車のトレーニングや日常生活の影響で腰痛に悩まされ、満足に自転車の練習が出来なくなったことがあります。その時に色々な事を試しましたが効果は上がらず。競り合っていた人達がどんどん結果を出していくのを見るたびに、不甲斐なさともどかしさに心を痛める時期が続きました。それでも色々試し続ける中で、ヨガのレッスンを受けたときに「ここに答えのヒントがあるかもしれない」と感じました。それから、ただ受動的にレッスンを受けていても理解が深まらないと感じ、ヨガインストラクターのティーチャートレーニングを受けました。そして、トレーニングを受け理解を深める中で「サイクリストが自転車を楽しみ続けることができるように、サイクリストに向けたレッスンをしよう」と決意しました。

「サイクリストヨガ」の目的は「より良く快適に自転車を楽しめるようにすること」です。

「ヨガのレッスンをサイクリスト向けにアレンジしている」という枠を越え「サイクリストに役立つレッスンにヨガを柔軟に取り入れている」と言った方が近いように思います。より良く自転車に乗るためなら、体幹トレーニングをしたり、テニスボールを使ったりもします。「ヨガっぽくない」と言われることもあります。でも、ヨガの大切な要素は入れているつもりです。それはポーズや呼吸だけではないんです。さりげなく、ね。

走り出す日の朝や準備やウエアやバイクのこと。ロングライドをしていて疲れが出る部位や感覚、その時の状況。仲間と練習していて千切れるがどうかギリギリの時の体の様子や力む部分、気持ちの状態。帰ってきた後の充実感と体の変化、疲労の溜まりやすい場所。私自身もそれを体験してきているからこそ、限られた時間の中でどんな内容を選び目の前に来てくださっている生徒さんに伝えるか、今の知識の中で何がベストかを考えながらレッスンをアレンジしています。これからも私が学ぶ度にブラッシュアップしていく予定です。

そんなレッスンです。私の開催するレッスンが合う方も、合わない方もいらっしゃると思います。毎回単発のお申し込みの形式ですので、ご興味をもたれたら一度いらしてくださいね。浦和と日本橋で定期開催しています。開催日程は下記よりご確認ください。

サイクリストヨガ開催日程(随時更新) - おおやようこの自転車✖ヨガ