おおやようこの自転車とヨガと子育てと

自転車に乗ることが好きで、自転車にまつわる仕事をしているサイクリストヨガ講師の大宅陽子のブログです。自転車、子育て、暮らしにまつわることを書いています。

ブログを書くにあたって

ブログを始めることにしました。
今まではfacebook中心に発信し、そこで沢山の出会いと繋がりがありました。今でも私にとってとても大切なツールで、今後も続けていきたいと思うのですが、段々とfacebookの投稿では収まりきらないと思うようになりました。
久しぶりに会った自転車仲間から「おおやさんが前に出てた大会、投稿してた写真見て行きたくなったよ。…どこだっけ?」と話がありました。
サイクリストヨガに来てくださった方から「数か月前、GOKISOのインプレ読んだよ、あのホイール実際どう?読んでてすごく気になって欲しくなっちゃったよ」とコメントをいただきました。他の方にも読んでほしいと思うくらい私の思いを熱くぶつけた投稿でした。
でも、私が書いた投稿をもう一度読むのはかなり難しい。なぜなら私はほぼ毎日facebookをアップしているからです。過去の投稿を読むには何分スクロールすればいいのか…。

そして、facebookに長々と文を書いてあっても読みづらい。
もっと熱く丁寧に、中身のあることを書きたい。私の中の書きたい欲求に火が付きました。

「書くことは学ぶこと」だと思っています。曖昧なものをより明確にしていく作業は自身の学びに直結します。肩の力を抜きつつ、有意義な居心地の良いブログにしていきたいです。

内容は自転車とヨガを中心に、興味のあることについて手広く書いていきます。告知も入れます。インプレになるか、コラムっぽくなるか、はたまたポエムか…。波に乗ってから軌道修正します。読んでくださるかたにとって何かしら役に立ったり、心の栄養になる内容を心掛けていきたいと思います。

(ここからは思い出話なのでお時間のある方だけどうぞ)


小さい頃から文章を書くことが好きでした。
父は仕事として考古学の研究をしていて、小さい頃の外出や家族旅行は博物館や遺跡ばかり。
小学校低学年の時に、父に国立博物館に連れて行ってもらい「学問に終わりはない、際限がない」ということを痛感し、奈落の底に落ちるような気持ちを味わいました。
中学高校は部活三昧でしたが(記憶の中では)、読書は好きでした。

大学はセンター試験の点数が悪く前期は惨敗、卒業式翌日から再度母校に通い、泣きながら小論文指導を受け、後期の小論文で合格者平均点プラス100点の逆転ホームランを打つような綱渡りな行為をし、親をドキドキさせました。現役合格・結果オーライですが、予備校のパンフレットを握りしめていた母の姿が忘れられません。ごめんね。
卒業論文は「児童の文章理解における挿絵の効果」について。聴覚提示のみと視覚提示を追加したときの理解の違いについて、ボランティアに行っていた学級で実験させていただきました。

そこからは教員時代が続き、子どもの作文を指導したり、通知表を書いたり。

父からはいつも「何か書かないのか」と言われていたけれど、忙しさにかまけて書けず。
教員を退職し、フリーランスになってから初エッセイを書いて応募し、埼玉文芸賞の準賞を受賞。タイトルは「冷えた頬が教えてくれたこと」。父に褒められました。

父も勢いづき、俳句系の書籍で俳句の書評が入選したそうです。父さんやるな。ということで、今は書くことに関しては父は良きライバルです。

その他、Cyclistでイベントのライターの仕事を何本かさせていただいたり、サイクルスポーツの「レース&イベントカレンダー」のページを担当させていただいたりしております。もうすぐ連載もスタートする予定です。

正月に父に「今年は何か書くのか」と聞かれました。

今年はまとまった物も書きたいと思っています。専門は考古学、刀や民俗学、文学、俳句まで幅広く網羅する父。専ら自転車や運動のことばかり考えている娘。父と勝負するなら感性をフルに使って紡ぐ「文学」しかないだろうなと思います。私にとってブログは知識をつけ、感性を磨くトレーニングにもなりうるだろうと思っています。
そして、文筆業に携わる者としてブログで発信することの影響も確かめてみたい、そう思っています。肩の力は抜いて、マイペースにコツコツと。よろしくお願いします。