おおやようこの自転車×ヨガ

ロードバイク乗りでヨガインストラクターの大宅陽子のブログです。

『第9回ニセコHANAZONOヒルクライム2018』参戦レポ

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レース中の画像をいただきました

ニセコHANAZONOヒルクライム

ニセコはなぞのヒルクライム

ニセコは なぞのヒルクライム

ニセコは謎のヒルクライム…???

 

さて、今年もニセコHANAZONOヒルクライム大会にゲストとしてお招きいただきました。ありがたいことです。

↓公式HP

www.nisekohillclimb.com

↓昨年cyclistさんに寄稿した記事。

cyclist.sanspo.com

昨年は北海道のサイクリストなら誰もがその名を知る米田選手が38分台で優勝。私は42分台で2位という結果でした。

昨年は年明けから腰痛脱却ポジションに変え、坂バカ女子部で参戦した伊吹山ハルヒルは痛みは出ないながら力がかけられず、悔しい思いをしていました。入賞にも届かず、不安いっぱいで秋の赤城山ヒルクライムへの練習を重ねる期間に参加させていただいたこの大会は、昨年私の気持ちをかなり押し上げてくれました。

今年は体調こそ良好なものの、思うほどには結果が伸びず、八ヶ岳は2位でしたが、ハルヒルはエキスパート4位、富士ヒルは年代別5位…と表彰台に届かず。タイムは自己ベストを更新しており妥当だと思う反面、ぱっとしない結果にモチベーションの低下もかなり感じていました。
そんな私の気持ちをなんとか押し上げていたのは、このニセコHANAZONOヒルクライム

「あの涼風の中、気持ちよく坂を駆け上がりたい」

倶知安のじゃがいもをゲットしたい」

倶知安のじゃがいもを…!」

ええ、私のモチベーションはじゃがいもでした。半分冗談で半分本気です。

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倶知安のじゃがいもはおいしい!

例年男子・女子の総合優勝者はシーソーで体重分の倶知安産じゃがいもをもらうことができます。

倶知安は、北海道の生食用じゃがいも生産量日本一だそうです。茹でて食べるとほくほくっと甘くて、カボチャや栗に近いような甘さと味の厚みがあります。

そんな美味しいじゃがいもを体重分…!!(今年はシーソーが壊れたため身長分)もらうことができるんです。これは燃える。

同日開催の『くっちゃんじゃが祭り』のテーマソングを口ずさみながらコツコツ練習の日々。「く~っちゃん、みんなポッテト~♪」…みんなポテト…??そういう歌詞だった気がするのですが、1年間で脳内書き換えがあったのかもしれません。それも確認せねば。

いざ北海道へ。降り立った感想。

「涼しい~!!!」

7月~8月はじめの埼玉は連日最高気温が35℃超え、最低気温でも27℃でしたが、倶知安は最高気温が27℃。最低気温は15℃とか…。なんと。飛行機に1時間ちょっと乗っただけなのに。ここは同じ日本ですか。

まずは試走。

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さ、寒い…

 久しぶりに熱をまとわずにヒルクライムをしました。ゴール地点で止まるとすぐに汗が引いていきます。これは明日ももがけるぞ…!!快適に上れることの嬉しさが込み上げます。試走タイムは47分。おっと、これは流しているとはいえ遅すぎるぞ。

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解放感のある景色

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羊蹄山が見えます

下山するとじゃがまつりが始まっていました。

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天然の雪だるま!

なんと、天然雪でつくった雪だるまがありました。春先に土の中に雪を埋めて保管しておくのだそうです。気温が低いところだからこそですね。埼玉は地面の中まで熱~くなっている気がします…。

さてさて、ヒルクライムの会場へ。

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GOKISOさんブースにて

森本さんと再会しました。お久しぶりです。会話の流れ&好奇心が抑えきれず、大腿四頭筋ハムストリングスと臀筋を触らせていただいたのですが(触りすぎ)、ふわふわでした。素敵な筋肉です。

前日のサイクリストヨガレッスンがあったのですが、まだ時間があるとのことで試走2本目。脚を使いすぎないように。46分。うーむ、明日頑張ろう。

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ビーズをつけました

シャイン・オン・キッズのチーム・ビーズ・オブ・カレッジのビーズをつけて参戦しました。水玉&じゃがいもカラー。パワー込めるぞ!

チーム・ビーズ・オブ・カレッジ « シャイン・オン!キッズ - 小児がん、重い病気と闘う子どもたちと家族の支援のために

当日の天気はくもり。明け方に雨が降り、路面はウェット。気温は低めで絶好のヒルクライム日和です。ややひんやりしていますが、ゴール地点の標高も低めなのでジャージ上下のみでスタート。

今年も優勝候補は米田選手。ニセコクラシックでも勝っていましたので、彼女の走りにどれだけついていけるか、が全てです。

今回は女子とS4(男性初級者)が同時スタート。前に並んでいた女子がパレード区間は先頭を行きます。じゃがまつりが開催されているメインストリートでは、地元の方の応援に手を振りつつ。リアルスタートのあたりでやや減速。計測開始直後に男子の集団が来ました。米田選手が乗ったので、私も集団後方に乗りました。

集団は全部で10人ちょっと。序盤のアップダウンをこなします。

コースレイアウトですが、距離16.1km、累積標高629m、平均斜度は全体3.9%。

ゆるっゆるです。近隣の上りではいい例が思いつかないくらい緩いです。しいて言えば武蔵五日市駅から都民の森TTのT字路くらいまで、といった感じでしょうか。序盤には緩いながらも下りがあります。

上りが4.7%、下りが1.7%。全体を見ると、序盤は緩いアップダウン、中盤は緩ーい上り、ラスト5kmはそこそこな勾配になりインナーが欲しい。そんな感じです。

北海道は降雪が多いので、あまり急こう配の舗装路は作らないのだそうです。つまり北海道ならではのコースレイアウト。

このようなコースですから、前半~中盤はロードレースです。集団から千切れたら終わりです。集団への単独復帰は100%不可能。混走は認められているので、米田選手と同じ集団にいかに食らいついていけるか。

ということで、ガーミンは全く見ずに、集団の中で様子を見ます。千切れるほどには辛くなく、斜行や接触、中切れに気を付けながら淡々と。辛くないと感じるのはGOKISOクライマーハブのおかげかと。緩い勾配は本当に心強くて、時折「あれ?すごく楽なんだけど。大丈夫?」と思いました。「このホイール、モーター入ってないよね?」って思うくらい楽な瞬間があります。これのおかげでペースが上がった後に脚を休めることができました。回りだすと楽なのがGOKISOのハブの凄さです。

ラスト5kmのゲートから先は勾配がぐっと上がります。ここから集団は一気にばらけ、私の前で中切れ。集団に引っ張ってもらっていても、最終的には自分の脚力がものを言います。しばらく頑張りましたが、坂道の練習不足は否めません。先は長いと切り替え、インナーに。

ここからは後ろをちらちらと見ながら2位死守に徹しました。「脚無いわー、上りの練習が足りてないわー」と思いながら淡々と。ラスト1kmの緩い下りは誰かの後ろ…と思ったら、GOKISOのクライマーハブが良く回ってくれたので、前の男性を2人ほどパスしてラストスパート。ゴール通過タイムは38分台。前回の優勝タイムとほぼ変わらず。米田さん何分出したんだ…。気づいていなかったのですが、3位の早川選手とは7秒差。結構ぎりぎりでした。

ゴール後は米田選手と色々お話をさせていただいて、一緒に下山。会場までのアップダウンはゆっくりペースながら2人で回して帰ってきました。楽しかった。

実は私、数カ月だけ米田選手と同じチームに所属していたことがあります。「いつか米田選手と一緒に走りたい」と思っての加入でした。5年越しの願いが叶いました。相変わらずかっこいいな。米田選手は変わらず私の憧れであり、目標です。

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今年も順位は変わらず。

米田選手は36分台というコースレコードで優勝。おめでとうございます。

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台湾からのゲストライダーも一緒に

台湾の伝説的クライマー、ワン・インチ―をはじめ、ゲストの方々と一緒に写真を撮りました。

www.nisekohillclimb.com

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いざ、じゃがまつり!

表彰式の後は、着替えてじゃが祭りへ。千人踊りに参加させていただきました。

 

ニセコHANAZONOヒルクライムですが、本州の方にもおすすめです。ニセコエリアは千歳空港から車で2時間程度。宿泊施設も多くあります。平地基調のため距離を走ることができるので、自走であちこちを巡ることができます。羊蹄山1周、余市方面、洞爺湖等々。札幌までも往復200kmくらいなので、脚力のある方はどうぞ。

3日以上のまとまった夏休みが取れるのであれば、移動、レース、観光ライドやトレーニング、と避暑地を満喫するのがおすすめです。倶知安にも宿はありますし、車で10分程度のニセコにはコンドミニアムがたーくさんあります。仲間やご家族と来て連泊するのもおすすめです。私は今回4泊させていただきましたが、ぜーんぜん走り足りませんでした。コースもいくらでもひけるので、何も用事が無ければあと1週間くらい滞在したいくらいでした。夏のアクティビティや二木町には観光農園もあるので、お子さん連れの家族旅行を兼ねたヒルクライム大会参戦、もいいなぁと思います。

 

2年連続で参加させていただくと、1年ぶりの嬉しい再会があり、北海道に自転車仲間ができたり、倶知安に少し自分の居場所ができたり、と温かい気持ちになりました。

北海道に親しみがわき、倶知安ニセコエリアとそこに集う方々との心の距離が縮まることを嬉しく感じている自分がいます。会場でお声がけくださった皆さま、ありがとうございました。来年もお会いできることを楽しみにしています。
また、運営の皆様、2年連続でお招きいただきまして、ありがとうございました。