さて、先日「ツール・ド・しものせき」にゲスト参加させていただいたのですが、実は2日前から福岡入りをしておりました。「せっかくならば博多近辺をライドしたい!」ということで、到着早々、福岡出身のWAVEONEスタッフ、Yさんに案内していただき夕暮れライドをしてきました。
目的地は『志賀島(しかのしま)』。今回は、博多から車載で移動し、海の中道の途中にある雁ノ巣レクリエーションセンターの駐車場からスタートしました。
海の中道(うみのなかみち)は、九州本土と志賀島を繋ぐ陸繋砂州です。全長8km、北は玄界灘、南は博多湾とのこと。直線ベースの道は車通りも少なく走りやすかったです。地元の方はここで速度を上げて練習するとか。
志賀島と繋がる部分は砂州が細くなり、満潮時には海に沈んでしまうため橋が架かっています。左右に僅かな砂浜とその奥に広がる海を眺めながら。強風に煽られながら。砂嵐に肌を叩かれながら…(イテテ!)
志賀島は1周約10kmの小さい島です。本州と陸続きになっている陸繋島です。全国的に見ても珍しいそう。
平日夕方の志賀島は、ゆっくりとした時間が流れていました。住宅や施設の間を縫うように細い道を進むと海岸線へ。
夕暮れに煌く海を眺めながら、まったりサイクリング。そして、休暇村の近くで一休み。
散歩をする人、サーフィンをする人、遠くを進む船。寄せては返す波と海をじりじりと染める夕日。時間を忘れてただぼんやり。
Yさんは練習でここまで走ってきて、景色を眺めていたら満足して「帰ろっ」と引き返すこともあったそうです。納得。
まだまだゆっくり海を眺めていたい気持ちに駆られましたが、日暮れが近いので先へ進みます。
潮見公園という丘の上にある見晴らし台まで。地元の方のTTポイントということで、段々ペースを上げるYさんに必死についていきます…が最後はちぎられました。勾配はやや急ですが、10分程度のちょうどよい上りでした。途中勾配が緩む場所もあり、よい練習になりそうです。
上には展望台があります。上からの景色は絶景。360°ぐるーっと海。遠くに九州本土や島々。いいところだ。。
十分に黄昏た後は、坂をすいすいーっと下りて、志賀島1周完了。神社の鳥居の近くには『シカシマサイクル』さんが。ロードバイクのレンタルもしているそうです。フードやドリンクも楽しめます。中に見えたメニューボードのオムライスがとても気になりました…また次回。
志賀島といえば金印で有名ですが、金印公園もまた今度。
そして、海の中道を通ってライド終了。30kmのゆるライドでした。福岡は景色が開けていて、海に面していることもあり、日没後も明るいことに驚きました。日没が19時頃で、暗くなったのが20時ごろ。素晴らしい。
今回のコースはこんな感じです。まーったり走るのにおすすめです。
博多からのアクセスは車載や自走の他に、路線バスや船もあるそうです。船が意外と早く30分程度で着くので、レンタルでも持ち込みでも便利そうです(自転車持ち込みは+100円)
↓このサイトは志賀島ライドの参考になりそう
志賀島はいいところでした(*´ω`*)
↓玄界灘は世界的有数の漁場だそうです。