おおやようこの自転車とヨガと子育てと

自転車に乗ることが好きで、自転車にまつわる仕事をしているサイクリストヨガ講師の大宅陽子のブログです。自転車、子育て、暮らしにまつわることを書いています。

【ビギナー向け】ウエアはどこから揃えるか?

 「スポーツバイクを購入し、メットやグローブは用意しました。ウエアはどこから揃えたらいいですか?」という質問をいただいたことがあるので、今日はそれについて。 

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今日のコーディネート

ウエアは最初から一式揃えなくても大丈夫です。運動できる服装、特にランニングや登山アイテムを持っていたら、まずはそれを流用すればよいと思います。スポーツバイクを乗る上で、服装は自由です。気楽にいきましょう。

私は初めてスポーツバイクを購入した日、50kmの道のりをスキニーデニムをはいたまま乗って帰りましたし(膝後ろとお尻がめちゃくちゃ痛かった…)、初めてのヒルクライムはタンクトップにパーカー、ハーフパンツ姿でした。当時は自転車ウエアのピチピチした感じに抵抗がありました。8年前はレディースウエアが少なかったし、若い女性のサイクリストを見かけることがなかったので、正直、かっこいいイメージがもてませんでした。
普段着や他のスポーツ用の服装でスポーツバイクを楽しんでいると、そのうち「お尻が痛い」「前傾をとると背中が出てしまう」「服がバタつくのが気になる」など不便さを感じるようになります。そうなったら、自転車ウエアを検討しはじめれば良いんじゃないかなと思っています。そんなとき、最初に購入するのにおすすめなのが『ロングのサイクルパンツ』です。他にもレーパン(レーサーパンツ)など、様々な名称がありますが、要は内側にパットが縫い付けられているタイツです。

↓私が愛用しているのはこちら

 

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前側は圧迫感少なめ

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後ろ側はゴムが入っています

なぜロングのサイクルパンツなのか。

①パット無しでサイクリングしていたら大抵の人がお尻が痛くなるから。

スポーツバイクのサドルは固いので、お尻が痛くなるのは当然です。パットがあるとかなり楽になります。

②日焼けすると疲れるから(日焼け防止)。

外で長時間運動すると疲れます。さらに日焼けをすると、体のダメージが増え、回復にも時間がかかります。対策が必要です。私は、ビブ(肩紐がついている)タイプのサイクルショーツをはくときは、レッグカバーをつけるか、日焼け止めを塗ります。

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アグレッシブデザインのファイター

これは塗り直し不要、さらに汗をかいても落ちないので優秀です。

でも、塗ることさえ面倒な時はロングタイプのサイクルタイツを選びます。

③上からハーフパンツやサイクルスカートをはきやすいから。
最初のうちは「サイクルパンツだけだと恥ずかしい」と感じる人も多いです。重ね履きも、1枚履きもできるロングパンツは1本持っておくと便利です。
④炎天下ではハーフタイツよりも涼しいから

暑い日は、ボトルを2本持ちして、1本に水を入れます。タイツの上から脚に水をかけると気化熱で涼しくなります。直に脚を出しているよりも水が流れないので、より効率よく熱が下がります。ただ、直接肌に風が当たらないので、どちらの方が涼しいかは本人次第です。。

ビギナー女子向けに書いてみましたが、ビギナーでなくても、あるとコーディネートに便利なロングパンツ。上下セットでないウエアを買ったときにも合わせられます。まずは楽しく乗って、慣れてきたら次のステップへ。困ったら打開策を。そんな感じで楽しんでいきましょう(*´ω`*)♪