おおやようこの自転車とヨガと子育てと

自転車に乗ることが好きで、自転車にまつわる仕事をしているサイクリストヨガ講師の大宅陽子のブログです。自転車、子育て、暮らしにまつわることを書いています。

【ロードバイク×冬用グローブ】のおすすめと選び方

自転車乗りにとって試練の冬。乗り出せば楽しい、だけど冷たい空気に乗り出す意欲が失せてしまう…。『冷えは万病の元』という言葉もあります。少しでも楽しく乗り出したいですよね。

私は真夜中は走らないものの、自転車通勤をしていたので冬でも毎日ロードバイクに乗っていました。早朝出勤や深夜帰宅もあったので「快適に自転車に乗る」事への試行錯誤は積んできました。深夜より早朝の方が寒いんですよね…。

・住んでいる地域の冬の気温は0~10℃

・日の出後~夜の時間帯のライド(日の出前は寒すぎて乗らない)

という条件のもと、私が愛用しているフルフィンガーのグローブはこちらです。

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お世話になっております

右下はクロスバイクに乗るときに愛用。操作性は低いので買い物などゆるサイクリングに使っています。自転車用グローブでこういう可愛いのがあればいいのにな。

さて、グローブの選び方ですが、大前提として「手のサイズと合っているものを選ぶ」必要があります。ハンドルやブラケットを握り、シフトレバー・ブレーキを操作する時に手を覆っているアイテムです。サイズが合っているものでなければ操作性が下がり危険です。できればショップで色々な種類を何度も試着しましょう。私もグローブ迷子の頃は男性用・女性用問わず何十回何百回と試着しました。手が小さいのなかなか合うのがありません。さらに手と完璧にフィットするグローブを見つけることは困難です。何をポイントに決めるといいかというと、

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アグレッシブデザインのウルス登場

「人差し指と親指がグローブのサイズと合っているか」です。ハンドルやブラケットを握る大事な部分です。

①グローブの先まで指が入り

②L字部分が浮かないか

実際にグローブを装着して何かを握ってみましょう。大抵ここがちょうどよければ変速やブレーキ操作で使う他の指もそれなりにフィットしていることが多いです。気を付けたいのは「指の長さで選ばない」ということです。ウルスの長さではなく、指の付け根までの長さで選びましょう。因みに私は人差し指~付け根が10.5cm、親指5.5cmです。

さて、ここからは今シーズン愛用しているグローブをご紹介します。

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雪だるまが作れるグローブ

SUGOi(スゴイ) 91600U ザップ サブゼロ グローブ

所有しているグローブの中で最強です。全然寒くないです。冬の早朝ライド、もしくは雪山に行くならこれを使います。ウィータープルーフ&ポチポチ模様が反射するので小雨や濃霧、夜でもOKです。大雪が降った時にこれをつけて雪だるまを作りましたが、全く冷えず、染みませんでした。さすがSUGOI。スゴイです。極寒の地に行くときは必ず持参します。

 

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長年愛用

大分前に購入したのでAmazonでは見つかりませんでした。確か新宿のワイズロードウエア館でサイズが合うグローブ(これ)を見つけ、大喜びで買いました。色的にも視認性が高く、良いと思います。ただ、手のひら周りも含めフィット感が良すぎて強度を上げると熱くなりすぎます。フィット感が高すぎるのも汗をかくので難しい所です。それでもとても気に入っていて、もう4年以上使っています。

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こちらもSUGOI

SUGOi(スゴイ)

Formula FX Full Glove / フォーミュラーFX フルグローブ 91548U

こちらはかなり薄手です。春秋に愛用。指の関節が曲がりやすいように設計されています。通気性は高いけれどフルフィンガーなので日焼けもしづらく、良いです。

 

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冬ライドの95%はこの子と一緒です

Lion de KAPELMUUR(リオン・ド・カペルミュール)

サイクリング プリマロフトロンググローブ ハウライトホワイト ligs008 

私はXSを使用しています。一番使い勝手が良く、私のニーズと合っているので2016年から愛用しています。ニーズとは

・冬の日中(5℃~)使用

・w-upとc-down以外はそこそこな強度

・鼻に優しい

・着脱がストレスではない

です。

つまり、そこそこな寒さで走り出す時に耐えられて、強度を上げて体が熱くなってもつけていられて、鼻が拭えて、着脱もしやすいグローブです。練習のお供です。

手の荷重は減らすようにしているのと、超ロングライドはしないので、手のひらのクッションは無い方が好きです。

練習なので、操作性も良いものを欲しいと考えると、私はこのくらいの厚さがベストです。このグローブにしてから、走り出し~ライド終了までグローブを着用したまま過ごせるようになりました(以前は全力で走るなどして熱くなったらグローブを外してライドをしていました)。私はこれで高尾や東秩父も走っていますが、寒がりな人には厚さが足りないかもしれません。

あと、このグローブの良い所は親指部分がパイル地(タオル素材)でできています。因みに紹介した他のグローブも皆そうです。微笑みライドで使うことはないのですが、心拍を上げて走っている時に…あまり書き続けるのもどうかと思うので省略しますが、いつも助けられています。言うなれば手の甲にハンドタオル。お世話になっております。

あと、手首の作りが秀逸です。少し広がり、袖に被さる仕様になっています。これがいいんです。着脱時にマジックテープをつけ外しするのは面倒です。でも、マジックテープで調節しないと袖と干渉し、隙間ができたりもたついたりします。このグローブは程よい広がり具合で袖を覆うので風が入らないし、袖口ももたつきません。ストレスフリー。冬グローブはスマホ操作やウインドブレーカーの脱ぎ着の際も外さなくてはならないので、グローブの着脱が楽なのは便利です。

 

 さて、グローブについて書いてきましたが「何時頃走るのか(気温)」「どのくらいの強度で走るのか」等の条件によってベストなグローブは変わります。

 

また「冷え性だから暖かいグローブが欲しい!」という方もいらっしゃると思います。そういう方は、まず体を冷やさないこと、温めることを心掛けることも効果があると思います。例えば、

普段から体を冷やさないようにする

お風呂は湯船につかる

ライド時の服装は着脱で寒暖の調整でができるようにする(ウインドブレーカー、ネックカバー、インナーキャップ等)

風に当たる部分、薄手の部分をつくらない(冬用ウエア、インナー、シューズカバー、大切です)

温かい食べ物や飲み物をとってから走り出す

これを意識するだけでも体が冷えにくくなり、末端の血流も改善します。

Amazon見てみたら、今スポーツウエア&シューズが10%OFFなので、グローブも10%オフみたいです。グローブもインナーも、冬には冬のアイテムを使うのが良いです。

自分の体とニーズに合ったウエアとグローブで冬のライドを楽しみましょう(*´ω`)