おおやようこの自転車とヨガと子育てと

自転車に乗ることが好きで、自転車にまつわる仕事をしているサイクリストヨガ講師の大宅陽子のブログです。自転車、子育て、暮らしにまつわることを書いています。

ゆったりとした呼吸ができるようになると、いいことがある

昨日の投稿をお読みになって久しぶりに呼吸を意識したり、ゆったりとした深い呼吸をなさった方もいらっしゃったのではないかと思います。

「ゆったりと呼吸をすると、力が抜けて気持ちいいな」と思えた方もいらっしゃる一方で、「ゆったりとした呼吸って難しいな」「何も気持ちよくないし、呼吸に意識を向けるとむしろ苦しいんだけど」という方もいらっしゃったのではないでしょうか。

今回は「気持ちよく呼吸できなかった方」へ向けて書いていきたいと思います。

少し深くゆっくりと呼吸をするとき、息を吸うと肺が膨らみ、吐くと肺がしぼんでいきます。肺の中の空気量は緩やかに増え、緩やかに減っていきます。滑らかな放物線を描きます。でも、「全然吸えない」「全然吐けない」方もいらっしゃいます。放物線どころかガタガタした線を描くような呼吸。治療が必要な疾患や外傷がない場合、呼吸が苦しいと感じられる方は大抵背中や肩周りがガチガチです。

その場合、原因は肺ではありません。肺は呼吸に関わる筋肉の収縮と弛緩によって動きます。その筋肉および連動している筋肉がこわばっていることが多いのです。

普段から自転車の練習やお仕事、身の回りの事を頑張っていらっしゃることの証でもあります。「筋肉を使っているから、気を張っているから背中がガチガチだ」ということに気づいたら自分の体を褒め、労わりましょう。それだけ自分の体は頑張ってくれているんです。

自分の体を責める必要も嘆く必要もないです。ただ、ガチガチになっている体に不都合を感じていらっしゃるなら、ケアして緩めていきましょう。体は換えがききません。

ゆったりとした呼吸は、そういった筋肉のストレッチになり、そして自律神経にアプローチすることもできます。そして、できるようになると色々と良いことがあります。沢山あるので随時書いていきますが、とりあえず自身の体感として間違いないのが、

ヒルクライムで呼吸が楽になります」

ヒルクライムというのは自転車で山を登る競技です。

…この話にはいつたどり着けるか。。

ヨガと呼吸は切り離せません。まずは呼吸を気持ちよく通していきましょう。

とりあえず今日はゆっくりと伸びをして、ゆっくりと呼吸してみましょう。肩や腰は叩くよりは手のひらを当てて深呼吸しながらさするほうが緩みます。息を吐くときに力も少しずつ手放していきましょう。

気持ちよく呼吸したいですね(*´ω`*)